脳内ソフトウエア…【SPDが見た世界】

“アナログ・ペン画”の脳内ソフトウェアの完全起動に一晩…
作業を切り替えて、翌朝に目が覚めてから完全起動。

これは人物画の下絵も似たような感じで、一晩寝ると翌朝に本調子になる。

アナログ作業とCG作業の一番の相違点は、使う感覚の数の差かも。
ペン画は、触覚はもちろんインクを挟んだ紙とペンの摩擦音という聴覚も作画に使っている。
この“入力値”をガッツリ統合するのにやはり一晩かかる。

ちなみに、CGも2日目以降のほうが調子は良くなる。
可能なら、寝る数時間前に下絵→ペン画のような作業切り替えタイミングがベスト。

なお、ペン画は…
枠線(カラス口)→フキだし(古い柔らかいGペン)→キャラメイン線画(Gペン)→キャラ細部(カブラペン等)→さらに細部(画材いろいろ)。
枠線とフキだしの間にペン画の感覚を作ってからキャラ作画に入れるようにしてます。
1ページ毎に仕上げていく手法もあるのですが、時間のかかり方が恐ろしい。序盤と終盤で絵がずれる補正ができない。というポイントから流れ作業スタイルにしてます。


SPDとは、Schizoid personality disorder。スキゾイド。

ちょっと問題ありな特殊な人格の名称で、視点が人とズレがちなのが悩みのタネ…
このブログは、そんな視点から見た世界をテーマにしています。
(詳しくは「スキゾイド」で検索を…)

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