奴隷商人と純白の少女

「奴隷商人と純白の少女」

 
  • 2017年の冬コミ本
  • P36・A5
  • 頒布価格¥500
  • 奴隷商人のリュウとアオカの物語。 躰を奪われ続けるアオカの、その理由…(?)を描いた物語。

制作後記

本のフリートークで書ききれなかった内容を少し。

物語作成においてデータベースを導入以降にはじめて完成させた同人誌。完成してしまえばその違いなんかは自分でも大差ないと思うのですが、作業中は別。

なんせテキスト作業がシステム的に混乱しづらくなっているので作業中の脳内は至ってクリア。作画速度はほぼMAXに近かった気がする。まぁ…常にデータベースのシステムに微調整を加えながら作画していたのでMAXでないと原稿が落ちるというちょっと危ないスケジュールだったというのもありますが。

なぜだろうか原稿中に限って面白いプログラミングを思いついてしまう。さらに閃いた瞬間に書き換えなければ忘れてしまいそうだと感じ、そのたびに1時間を消費する。そして思った通り、原稿が終わると面白いプログラミングが全然思い浮かばなくなる・・・

挑戦

挑戦しているのは昨今、主流(?)になりつつあると感じる脚本スタイル。デジタルの時代、紙に書いていた時代と違い記憶装置を使って物語を作っているので脚本もかなり変化し始めているように思える。

最近疑っているのはデータベースなどのシステムを使って脚本をまとめていそうだという雰囲気。脚本を書くソフトがワープロからデータベースに移行しつつあるのではないかと思う。

まぁ、単に自分が記憶力が悪くてシステムのサポート受けないと込み入った物語を作れないだけという可能性もありますが・・・。そもそも作画にも思案作業を割かれるので小説家や脚本家ほど物語に集中できないというのもあるかも。

お気に入り

  スッキリと描けたという意味合いでのお気に入りの一コマ

ほぼほぼ一筆でサクサクッと気持ちよく描けた絵。

ちなみに線画はアナログ。研いで微調整し続けているGペン&カブラペン。

終盤の一コマなので吹き出しはシークレットで・・・


危機一髪

  危なかったといえば 表紙の線画。実はリテイク10。

調子に乗って作画をしていたのですが、なぜだろうか表紙がうまくいかない。締め切り一週間前の段階で3回目の描き直しでドツボにはまる頃にはパニック。

制作後期として書くならば、合計十回やり直してなんとか失敗を免れて一安心。

ちなみにミスを重ねた理由は・・・最後に作画したから。調子に乗りすぎていたから、物語の作画を全て完成させてから物語の頭に来る表紙を描くテンションに持っていけなかった。描き損じを見返すと、すべて裏表紙っぽい。

ここで得た教訓から、「表紙は最初に描く!!! -_-#」と固く決意しました。

この記事…ホームページのバックアップ作業ミスで一回ぶっ飛んで再執筆。今回の教訓はよけいな事する前はバックアップ作業から。(×_×)


眠くならない作業スタイル

「奴隷商人と純白の少女」制作後記(2017/12/24追記分)

冬になり変な時間に睡魔に襲われるのでググってみたところ、冬季には冬季の眠気パターンというのがあるらしい。で、いろいろ調べて試してみて、今回の作業中は素足でいることにした。こたつに入ると眠くなるパターンの逆を行くスタイル。

で、予測したとおりというか狙い通りというか、足先を温めるよりも素足を冷たい空気に晒したほうが体は温かい。まぁ、足元が冷たい不快感はあるのだけど眠気を我慢する不快感よりかはマシな気がする。

体が体温をあげようとしてくれるので作業がすごくしやすかったと思う。昔の日本の鍛冶屋さんが水を浴びてから作業に当たるというのも案外、理にかなっているのかもしれない。


自動着色

「奴隷商人と純白の少女」制作後記(2017/12/25追記分)

今回の表紙カラー。自動着色を参考にしてみた。

サンプリングされたデータが自分の線画をどう着色するのか気になって作業前に自動着色・・・

これが、ほぼ設定をせずに自動着色したデータ。

ハイライトの位置や陰の入れ方なんかが、自分のイメージと微妙に違っているのが面白かった。

自分は陰やハイライトがペン画のタッチに引きづられる、線画作業で作れらたイメージが強く残りすぎる傾向にあるっぽい。

あとは肌色の設定も面白かった。肌の明るい部分の赤みを自分と同じ設定で着色させたら、影の部分は自動着色のほうが若干黄色に振っていた。たしかにコレのほうが正解っぽい。

着色作業前に変な思い込みを壊すと言う意味合いでは、今後も重宝するソフトかも。


作品の題材は何か?(創作活動にWordPress)

「奴隷商人と純白の少女」制作後記(2017/12/26追記分)

うちは創作活動にWordpressを使っているのですが、その使い方の基本は…

  • 同じことは二度と書かない。
  • 同じことが表示される部分は同じものを表示する。

作品をテキストでまとめていると、似たような事柄を何度も書くことになる。例えば作品のテーマが「X」だったとした場合、テキスト作業でいろいろ書いていると

  • Xはオレンジに近い
  • Xは紫に少し似てる
  • Xはシアンではない

のような書かれ方をした文章が散乱していることがあるのですが、ここら辺を同じ事は二度と書かないという縛りでまとめていくと、「Xは赤である」という核心を導き出せたりします。

ちなみに作者が作品のテーマを把握できているか否かを問うと…ぶっちゃけ、、、、微妙。


具体的手法

例えばこの記事は… 作品の題材は何か?(創作活動にWordPress)  と 奴隷商人と純白の少女 や  創作活動にWordPressのススメ(推奨!!?) の追記記事として表示されていますがコピペしているわけではなく、同じものが表示されています。

表示方法は[kx_id t=10 id=630](本来は半角文字)とコードを入れると表示されるプログラムをしました。

  • ちなみに、「t=」は表示タイプの選択。「id=」でこの記事を指定という設定にしてます。
  • 「t=」を変えると記事のタイトルを呼び出したリンクになったりもします。

操作画面(2017年末時点)

うちの創作用Wordpress画面。(創作に関係ない、Wordpressのバックアップ作業メモのページ)

Chrome系のBrowserを左右に並べ、マウスジェスチャーソフトの機能を使って編集ページのリンクを隣のウィンドウに飛ばしてます。

Categoryやtagはtitleを解析して自動挿入するプログラムを加えてます。

 


 

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