スキゾイドが見た世界…あの”螺旋階段”

このブログは、『スキゾイドが見た世界』を固定テーマにして執筆しています。
”スキゾイド”とは少々問題がある特殊な人格の名称。見えている世界が”普通の人”とズレるという点においてはレアスキルに近いのかも。(詳しくは「スキゾイド」で検索を…)


そろそろ報道も下火になって感情的に事件を見てしまう時期も過ぎたと思うので、絵を描くスキゾイドが悲劇の中心にある…

京アニの、あの螺旋階段

…を見て何を思ったか。

罪深きスキゾイド人格は、かわいそうや酷いと思う感情がブロックされると言われており、自分も被害者視点に立った共感には至らない。ゆえに怒りも悲しみも抱かない。

あの螺旋階段を見て思ったことは、絵心がある会社にしては絵心が無い。おしゃれ目的には見えない。
作業空間への木材の多用などを見ても、おしゃれというよりかは作業環境・心理的な負担の軽減というアプローチなのではないかと感じる。

空間的をつなげたほうが人間同士の風通しが良くなる。
階ごとに空間を閉じると、陰口や嘲笑を始めるバカが絶対に出る。
エンターテイメントは嫉妬の世界。悲しいことにそういう人間は高確率で存在する。

特に厄介なのはグループ内で個人を敵に仕立て上げようとする人間。ストレスが多い職場ならば流される人間も多い。

螺旋階段で繋がった空間というのは、これらを回避するための有効な手段なのではないか…と、誰かが思っても不思議ではない。あの螺旋階段を見てそんなことを思いました。

ネットを軽く検索した限りでは京都アニメーションが螺旋階段を採用した理由なんかは出てこなかったのですが、なにか知っている方がいらっしゃいましたらブログにコメントをいただけたら嬉しいです。

他に、京アニ事件関連で思ったこと

まず、京アニの事件の速報を見た時点で連想したのが内部トラブル。
そう思ってしまうぐらいに創作関係の世界は感情的なトラブルが多い。

次に考えたのが、知人が京アニに務めている可能性…
1%も無いだろうとは思っていたけど、その可能性が否定されるまではやはり気になっていました。
動画や原画の知人はごく少数なのですが、背景作画スペシャリストとなると京アニにいてもおかしくない人は脳内に浮かぶ。
もちろん、スキゾイドなので脳内知人の皆様方とすごく綺麗に音信が途絶えてます…

そして最も気になったのは、業界のパクリの問題。
犯人はパクられたと主張したらしいが、20歳前後の若いクリエイターの知人が何人かいれば、「パクられた」発言はそう珍しくもないと思う。
そういう思い上がりは、創作活動の入り口ではよくあること。
問題は、業界がパクリなんてあるわけ無いと断言できない程度にパクリがある事だと思う。

よく表に出るのがトレス問題。
このトレスのパクリは漫画家だけではなく、モラルを失った編集部が主導的、組織的にやっているであろうと思われる状況も見て取れる。
先日もAbemaPrimeで漫画業界の闇というようなテーマを扱っていて、編集部からネタや企画のパクリを求められる問題に触っていたような記憶がある。
(Youtubeに上がっていた動画は消されているっぽい)。

漫画家がシナリオ展開をほぼそのままパクられたなんて言うのも直に聞いたことがある。行政機構の間違えた設定を間違えたままコピーしているので確信を持ったらしい。
ちなみに、このシナリオのパクリは編集部が主導で物語を作っている作品。多人数という環境のほうが罪悪感が薄れて不誠実なことに手を染める率は高い。

すごくバカな話で、図鑑をスキャンして素材として売れば儲かるとか話した、漫画での連載経験のある三十路を超えた人とかもいました。
いったい、どんな環境で仕事をしていたらその発想ができるのかを考えるとマジで笑えない。

こんなことはたぶんネットを探せばいくらでも出てくると思う。

もしこの腐敗臭が事件の遠因となったのだとしても、誰も反省しないのだろうと思う。
この可能性を指摘したところで、考慮すること自体を感情的に拒絶し別に原因があると信じる努力をするのだろうと思う。
多くの人間がそれぞれの立場でこのようなことをしているから、似たような事件が繰り返される。
多分これからも。

不誠実な行為は有能な人間を遠ざける。
稼ぎ方は個人の自由だと思うけど、”その辺り”を見透かすことが得意な人間は少なくない。

仕事なのでいろいろあるとは思うが、どこまでが許される範疇かは考えて損はないと思う。


ブログ連投も、そろそろ一週間ぐらい。意外に苦ではないのかも。

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