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 [10/03/03]お金とメダルと国威発揚。
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バンクーバー冬期オンリピックが終わり選手強化費が少々話題になってる様子。 旧共産圏や途上国がスポーツ振興、すなわちオリンピックのメダルを使って国威を発揚しようとするとよく聞く。 が、データが正確かはわからないし物価のさもあるけれど、比較的先進各国こそが力を入れている気がする。 各国選手強化費用(正確なデータではないと思う。)ドイツ274億円、米国165億円、英国120億円、中国120億円、オーストラリア110億円。カナダ 100億円。オーストリア 110億円 。イギリス120億円、 これらの国はなぜお金を出すのだろうか。単純にビジネスチャンスというのであれば日本人はスポーツビジネスが下手なのかもしれない。 もしくは、国威を発揚する必要に迫られているのか。
日本人がとても大人で、スポーツで国威発揚する必要がないほどに各個人がしっかりとした目的意識を持ち生きていれば国威発揚する必要はないのだけれど、未熟でなにか楽しみを与えなければまともに働く意欲を見いだせないのであれば国威発揚は必要なのかもしれない。
国家を運営するとしたら、国民という歯車には楽しみと充実感を得られるオリンピックメダルという名の潤滑油を指した方がよく回るのかもしれない。国民各個人が自分が担っている役割を理解し、しっかりとした目的意識をもてる成熟した国を作るのはきっと難しい。
とりあえず、何かにつけて批判するメディアに注目と楽しみを感じ、批判を飯の種にしている卑しい人間達を糾弾しきれない昨今ならば… スポーツで国威発揚して国民に幻想的な充足感を与えることはありなのかもしれない。 選手を強化してオリンピックメダルという栄養剤を得る値段、200億〜100億。元は取れる安い買い物かも……
少し話しそれますが、普段からショウビジネスをビジネスだと考えず精神主義と幻想に溺れている人間に悩まされることが多々ある気が… |
06:30, Wednesday, 03 03, 2010 ¦ 固定リンク
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